CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

DSP初期化

コーデックがバスマスタになるのでコーデック側に送受信データがあるときフレーム同期をつかってDSPへ割込みをかけることになりますが、それに応答してDSP側で送受信プログラムを起動するのではなく、ハードウェアで循環バッファとの入出力を自動でやってくれるようです。(autobuffering)さらに1フレーム期間を32個のタイムスロットに分割してそのフレームで必要/発生したデータをブロックでやりとりします(Multichannel function

ここらへんはマニュアルを読んだだけではさっぱり理解できませんが、幸いサンプルコードがあるのでその記述を見ていきます。

先ずはDSP側の初期化。autobufferingMultichannel functionの設定は深く考えずサンプル通り。設定レジスタはデータメモリ空間にマップされているのでコーディングは容易です

その次は本質的なところではないですがメモリのウェイト、ペリフェラルの有効化。割込みフラグのクリアなどをやっています