CPUボードの開発でネックになるのがアセンブラやコンパイラで、特にマイナーなCPUではハンドアセンブルから始めざるを得ないとか苦労するところです
トランスピュータの並列処理を最大限に生かすOCCAMという言語があるらしいのですが、さすがにPC環境で動作する処理系が入手できるかわからないしシロウト設計のシングルボード上で動作するコードを生成するかもわからないので、まずはアセンブラで簡単なコーディングができれば御の字です
トランスピュータに関しては意外に情報源が豊富で、いろいろ探っているうちここでコマンドプロンプトのWin32環境下で動作するアセンブラを見つけました。動かすまでに少し手間取りましたが。
まず、そのままファイル展開しアセンブラの実行ファイルtmasm.exeを叩くと
Javaの仮想マシン環境がないというエラーになります。Javaというのは何かのついでに勝手にインストールされてるものと思ってましたが入ってなかったのでしょうか
そこでJAVAのサイトから最新のバージョンをダウンロード、実行PATHと環境変数JAVA_HOMEを設定。インストールできました。
ところがこれでも出るエラーは変わらず。そのうち、アプリケーションが参照するらしいtmasm.lapというテキストファイルにJVM.DLLへのパスが記述されているのに気付きました
#janel.jvm.path=${env.JAVA_HOME}\jre\bin\server\jvm.dll
ここにjavaがインストールされたフルパスを直接記述し再度実行!
これでもダメ。エラー内容は余計わけわからないものに変わりましたが。
JVMのバージョンが違うのでしょうか・・・HDDの中でJVM.DLLを検索したところ、MIcrochipのPIC統合環境MPLABXの下にいつの間にかインストールされているのが見つかりました。
これでいいのかと思いながらも設定ファイルの記述を変更しました