８０８７を実装しました。
前頁のものよりもう少しきれいなＣ８０８７（無印）があったのでそれを使ってます。
基板もほぼ埋まり、残すは８０８９だけになってます
まず、８０８７が認識されているか、ですがこれは８０２８６、８０３８６ボードと同じように搭載したモニタのスタートアップルーチンに含まれる８０８７存在チェック処理の結果をみれば判ります。
スタートアップルーチンはＬＳＩＣ-８６の製品に含まれているのでソースコードは示せませんが１０数行のアセンブラコードで８０８７のステータスレジスタ、コントロールワードを読み出してみて有意な値が入っているかで判定しています。
８０８７があると判断されると０ｘ０１００番地に1のフラグをセットしてリタンします。
０ｘ０１００番地をダンプしてみると・・・
ちゃんと入ってますね。ＯＫのようです。
この後ユーザプログラムで浮動小数点演算ライブラリが使用されるとこのフラグを見てネイティブのｘ８７命令で処理するかソフトウェアエミュレーションをするか分岐します。
