CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

パタン手修正

試行錯誤しましたが結局ライン幅を6mil、最小ビア径を24milに設定しオートルータを走らせました。
これで結線自体は15分ほどで完了。その後の総ライン長とビア数を最小にする最適化は
これはいつまでたっても収束しないので4時間ほどやらせた後に中断させ手を打ちました。

デザインルールチェックは通るのでこれで完パケとしていいのですが、細かいところを見ると
どうも気になるところがあります。
ここはもっと導体間のクリアランス取れるだろとか、ピン間通すときはど真ん中通せよとか
ちょいちょいとケチをつけて手直しをしてます。

例えばこのようなピンヘッダからのラインの引き出しはオートルータの出力そのままだと

イメージ 1


ノードをドラッグして切りの良いグリッドにスナップさせます。

イメージ 2

この作業はプチプチみたいに結構クセになります。かといって全てを見直しはできずある程度で
良しとしました。

オートルータ側の設定で「ルーティンググリッド」の値を100milの約数、10milとか
20milにしておけば初めからきれいに乗るのかもしれませんが、その設定をすると引き回しの
成功率が極端に悪くなります。
デフォルトでは最小の1μmとなっていてほぼ自由にに引いてしまうようです。