CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

68020プラットホーム(2)

内部でクロスさせたので他のボードと同じようにホストとストレートケーブルでつながるようになりました。
ただ通信ボーレートが9600bpsになっていてダウンロードやターミナル出力がかなりもっさり感があるのでこれも38400bpsに変更しておきます。
 
シリアルコントローラ周り。
 
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転送クロックは2.4576MHzの発振モジュール出力を74LS393で8分周した307.2kHzを
NECのシリアルコントローラuPD7201に与えていて、内部プリスケーラ×32で9600bpsとしています。
修正は簡単で、モニタROMの内容はいじらずに74LS393のタップ位置のみ変えて2分周にすれば38400bpsを実現できます。
レベルコンバータのMAX232は結構古い初代のものを使っていて、チャージポンプのコンデンサに大きい容量がついてます。
 
ここれでやっと接続OK。内蔵のモニタが起動しました。
 
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メニューは他の68Kボードとほぼ同じですが68020特有のキャッシュ制御や
実装しているFPU MC68881の内部レジスタを表示するコマンドを追加しています