CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

回路修正

これの直しはコントローラのPICをUSB非対応のものに張替えればRC4/RC5は出力に設定できパタンの修正もしなくて済みます。44ピンTQFPで入手しやすいものであればPIC16F887PIC16F1939でいけます。

ただQFPを剥がすのは取付け以上に大変なわけで、もう一つの解決法としては当初の予定通り表示管をLD8118にすることで、セグメントL,Hは使っていないのでそれでもOKです。

それでいこうかと再度回路図を眺めていたら、うまいやり方を思いつきました。PORTBRB6/RB7はICSPのPGC/PGD専用に使っていますがこのピンはデジタル出力にも設定できます。そこでこれをRC4/RC5につないでしまいます。RC4/RC5は切り離すまでもなくデジタル入力に設定、その先の負荷はトランジスタアレイの入力なのでICSPに支障はないでしょう

 

 

ジャンパが2本飛んでしまいましたがこれはこの1枚目の試作基板のみでこれ以降はPIC16F887を使えばよいでしょう

 

回路の修正に合わせて制御FWも修正。PORTBは桁ドライブとセグメントドライブが共存することになるのでポート更新時には他のビット状態を保護する処理が必要になります。

 

修正後、改善された文字だけ表示させてみました。光学フィルタは緑よりスモークグレイの方がコントラストがいいようです