CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

PC更新

異様に暑かったこの夏、長らく使っていたWin-XPマシンがついに電源が入らなくなり、あえなく更新となりました
HDDは幸い無事だったので増設HDDとして移植し、OSもWin10にアップデート。
なかなか快適な環境によろこんでいたのですが、久々にCPUボードでもいじってみようとして愕然・・・・

古いCPU用のコンパイラアセンブラMS-DOS上で動作するのですが、Win10-64bitのコマンドプロンプトでは
ほとんど全滅です

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無情にも、互換性がないのメッセージが出て実行できません
x64ア-キテクチャの下で16bitDOSアプリを使おうなんて酔狂な人間はいないと切り捨てられたんでしょうが。

もちろんそういう需要にはちゃんと考えてくれる人がいて、見つけてきたのがDOSエミュレータのDOSBoxです。
ほぼ完全にIBM MS-DOSをエミュレートしていて(Windows上のDOSプロンプトもエミュレータですが)
コンパイラもすんなり動きました。これはありがたい・・・

しかも、XPのコマンドプロンプトでも一般保護例外が発生して動かなかった68000用のGCCも動きます

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日本語表示ができなかったり、キーボード配列が違うのはバッチを走らせるだけなので問題なしです。

一方、DOSBoxで動かなかったのはTIのTMS320DSP用のコンパイラ
WindowsNTのキャラクタモードで実行しろとエラーが出てしまいます

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ですが、こっちは標準のコマンドプロンプトの方で動作OK。
何かややこしい

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