CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

CPU換装

FPUを換装しましたが、本来はCPUの換装が先でしょう。
というわけでサイリックスの互換CPUをオークションで入手しました。

 

イメージ 1

 

Cx486DRX2

 

1kバイトの内部キャッシュが追加され、さらにクロックダブラにより内部コアが倍速で動作します。
i386が外部クロック端子に内部動作の2倍のクロックを与えるのに対し、
 Cx486DRx2は外部から与えるクロックと等速で動作するように見える)

 

イメージ 2

 

挿込む向きはマークが付いているので今度は大丈夫。完全にインテルから乗っ取られてしまいました。さて電源ONで無事モニタは起動したので先ずはCPUとしての動作は出来ているようです。
ここで前回もやっているベンチマークテストを実行してみます

 

イメージ 3

 

!?
この結果、何か異常です。単にプログラムのミス?
CPU       FPU            time            ratio
-------------------------------------------------
Cx486DRx2  Cx33D87       5696us            2.67
Cx486DRx2  none           420us           36.28
i80386     Cx83D87      8407us            1.81
i80386     none      15236us            1.00

 

キャッシュと倍クロックでここまで高速化するでしょうか
(しかし、やっていることが20年前のパソコン雑誌か?)