CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

PLCC抜き

シリアルI/F初期化のデバッグのため、ここのところROM上のモニタプログラムを修正してはROM焼きを繰り返しています。
本来、モニタでRAM上にコードをダウンロードしてそこでデバッグすればよいのですがシリアルが異常だとダウンロードが出来ず、一度シリアルが正常になってダウンロードができればRAM上でも全く問題なく動作するわけでジレンマに陥ってます。
 
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ROMモニタの焼き換えはいちいち4個のROMを基板から抜き、モニタのコードを8ビットずつ4本に分割した
HEXファイルを焼きこみ、また装着で非常に面倒です。
PLCCパッケージは引抜き専用工具を使えばDIPよりは楽ですが、それより心配なのはソケットの寿命です。
 
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PLCCソケットの挿抜寿命をメーカカタログで見てみると大体50~100回くらいでこういうシロウト利用ではかなり微妙な値です。
高速伝送用FPCコネクタだと保証寿命5回!なんてのがあって驚きです
 
ICソケットはメーカ製品なら完全にデバッグの済んだROMを1回実装するだけだから問題ないし、量産品ならばコスト低減でワンタイムROMを直付けが当たり前なんでしょう。