DTR,RTSの制御ビットがあるWR5レジスタにアクセスするにはポインタレジスタWR0に5をセットしてから再度同じレジスタにデータを出力するというZ80SIOやuPD72001と同じ方法ですがレジスタに連続して書くにはリカバリタイムが必要です


待ち時間は実時間ではなくAm85C30の動作クロックPCLK周期の3.5倍以上となっています(ここらへんは8251と同じ考え)PCLKは転送クロックRTCLK:2.4576MHzと共用してしまったためTrc=3.5TcPc=1.4us以上となります
DTRピンをHにする処理をCの関数で記述し待ち時間のループiowait()を実測しながら調整すると

これくらいの設定でWR0とWR5のアクセス間隔が3.7usになり十分規格を満たしています
ch1(黄色):Am85C30の/CSピン。ch2(水色)/WRピン

ちゃんと書込み2回アクセスしているんですがDTRピンの状態は全く変化しないのです