CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

コンパイル実行

開発ツールのセットアップはインストールマニュアルに懇切丁寧に説明してありディスクイメージから問題なくPCへ展開できました。ただし自己解凍ファイルやツール自体が16bitアプリなのでDOS互換BOX内での作業になります

 

適宜環境変数などを設定した後、マニュアルによるとセットアップが正常にできたのを確認するためにexampleの「Hello World」をコンパイル・実行してみろとあります

いや、いきなり? 大体どこに文字列出力されるのかと???状態でコンパイラドライバ ICC.EXE (INMOS-C Compiler)を実行・・・

え~ トランスピュータが応答しないって。そりゃそうだつないでないもの。

 

さては正規品ハードを持ってないとツールを起動させないドングル的な働きがあるのかと開発マニュアルを見直したら一番最初にこう書いてありました:

The Transputer Development System runs on a transputer board; for example it runs on an INMOS IMS B008 board with an IMS B404 TRAM (transputer module) containing an IMS T800 32-bit processor and 2 MBytes of memory. This board is installed inside an IBM PC/AT or similar computer, which provides a means of interfacing keyboard, screen and disks to the transputer.

なんとICCの実体はホストPC上で動作するクロスコンパイラではなくトランスピュータ上で動作するセルフコンパイラのようでコンパイラドライバはトランスピュータのネットワークに参加しているサーバソフトISERVER.EXEを介してデータを授受しているに過ぎないということです