CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

パタン設計

68030ボードのパタン設計をしています。

さすがにこれくらいピン接続が多いと2層では無理っぽく、驚きの低価格になってきた4層にチャレンジしてみます。JLCPCBだと100×100mm5枚で$7とはちょっと信じられません

多層基板だと内層はベタの電源プレーンにしてインピーダンスを下げるのが鉄則なんでしょうが、電源を除いても信号線を残り2層だけで引き回すのも厳しそうで、結局4層とも電源+信号の混在設定としました

これでオートルータを掛けることができます。ツールのFreeRoutingは今まで使っていたVer1.2.43はネットの未確定が最後の1-2本になるとリトライが千日手というか発振状態になってパスだけがどんどん進んでしまったり、オプティマイズも一生終わらない感じで中断させていたのですが最新のVer1.9.0に上げたところアルゴリズムが変わったのか、はたまた諦めが早くなったのか引き回しもオプティマイズも短時間で収束するようになりました。

この68030ボードの引き回しもそれぞれ10分くらいで完了です