コンパイラの出力は絶対アドレス形式のオブジェクト(.CLD)になります。一方既に実行ができているアセンブラの出力、リロケータブル形式のオブジェクト(.CLN)もリンカDSPLNKに通すことにより.CLDファイルを得ます
asm56000 -V -P56001c -B -L %1.asm
dsplnk -M -A %1.cln
これらのCLDファイルからボードへダウンロードできる形式にしますがアセンブラやリンカと一緒に入手したMotorola DSP S-record Conversion Utility (SREC)でSレコード形式にまず変換します。このとき-M(multiple)オプションを指定すると24bitをHIGH/MID/LOWに3分割した3本のSファイルができます
それぞれを自作のプログラムs2bin.exeでベタバイナリに変換、さらに3本のバイナリをやはり自作のpack.exeでLOW-MID-HIGHの順でマージしてダウンロード形式のバイナリ(.BIN)を生成しています