CPU実験室

誰も見向きもしない古いCPUをいじって動かしてみようというプロジェクトです

修復計画

見れば明らかなんですがROM(U16)に接続されるデータバスがD16~D23になるべきところがD22をすっ飛ばしてD23、D24になっちゃってるわけです。D24は本来つながるべきU17にも行っているので接続先が重複してしまってます。番号のカウントを先走ったか「時そば」現象か。

ボード図面でD24のラインをハイライト表示させると明白です

これをどう修復するか・・D24は正しい接続先ROM(U17)とSRAM(U4)にも接続していますが、悪いことに誤った接続先であるROM(U16)を経由しています。そのためU16に行くラインを赤丸の2か所で切断しU16をいったん孤立させてから新たにD22を導入、寸断されたD24を再建する、という手順になります

 

ヤバそうなのがU16U17を渡っているライン。基板表側を通っています

 

ラインは偶然1本独立して走っているので助かりました。これがもしすぐ上のようにピン間2本のギャップで並走していたり、そもそもPLCCソケットを密に配置していたらライン自体にアクセスできず万事休すでした。