某パーツ店の閉店セールに乗せられて一生かかっても使い切れないくらいの7セグLEDを買ってしまいました。さてどうしたものか。
100桁の10進カウンタを物理的に作ることはできますがそれを10MHzで駆動したとして人類が滅亡し、太陽が燃え尽き、宇宙が蒸発して物質も時空も無くなってもまだオーバーフローしないでしょう
左は今回手に入れた東芝のTLR363、右は近年別途入手した懐かしのTLR306です。東芝初の市販7セグLEDはたぶんTLR303、その次の世代くらいがTLR306で子供のころ買った覚えがあります。
最近のLEDは左のように発光体に光を拡散させるレジンを流し込んだキャストタイプがほとんどですが、昔は右のようにフィルタを兼ねたケースに入ったボックスタイプがありました。こちらの方が落ち着いた発光で好みです。
ところでこのTLR306は、よくよくみると何かニセモノ臭いのです。
まず東芝がロゴを「T」1文字にしたころまで製造されていたのか、ということと、型番マーキングを省略せず書くとTLUR306なのでしょうが、このTLURというプリフィックスが発光体にGaAlAsを使った中心波長λ= 660nmを示していてこれには単体LEDはありますが7セグでは見たことがない気がします。
これはたぶんホンモノで昔買ったのもこのように東芝ロゴは傘マークでした